AMDがワークステーション、HEDT(ハイエンドデスクトップ)向けのRyzen Threadripperシリーズの最新モデルを11月21日に発売します。
通常のパソコン向けのRyzen は最大でもRyzen 9 7950Xで16コア32スレッドですが、Threadripperは96コア192スレッドとまさに化け物スペックですね。
ただし、96コアのモデルは今のところPROシリーズのみの様で、非PROモデルは64コアまでのようですね。
PROモデルと非PROモデルの違いは簡単に言うと企業組織のPC管理機能の有無でしょうか。情報システム部門等が遠隔でPCの管理ができるような機能を搭載しているのがPROモデルです。Intel だとvProというやつですね。
入手するにはLenovoなどのメーカー製ワークステーションを購入するのが一番手っ取り早いと思います。ただし、現行のLenovo製品で12コアで60万位、64コア載せると200万位とかなりのお値段の様ですが。
Threadripperと言えば、史上初の八大タイトル全冠制覇の偉業を成し遂げた藤井聡太八冠は大のAMD好きで知られており、将棋の研究用PCもThreadripperを用いて自作していたり、CM契約も結んでいるそうですが、今回の偉業を祝福してAMDから最新型CPUを完成次第提供されるとのことなので、もしかすると96コアモデルが提供されるのでしょうか?