Intelの第14世代Core CPUが販売開始しました。
今回販売開始されたのは、Core i9-14900K/F、Core i7-14700K/F、Core i5-14600K/Fの6種類で型番末尾が「K」のモデルは内蔵グラフィック(iGPU)付き、「F」のモデルはiGPU無しのモデルになります。別途グラフィックボードを搭載することが確定しているのであればFモデルの方が若干安くなります。
第14世代Coreのコードネームは「Raptor Lake Refresh」で第13世代Coreの「Raptor Lake 」とほぼ変更はありません。
そのため、第13世代Coreとの性能差はほとんど無いのが実際の所です。
・Core i9-14900K/F
Pコア8、Eコア16の24コア32スレッドのCPUです。
Core i9-13900K/Fとの違いは、ターボブーストクロックが5.8GHzから6.0GHzに、Pコアの最大クロックが5.4GHzから5.6GHzに0.2GHz、Eコアの最大クロックが4.3GHzから4.4GHzへ0.1GHz増えたのみです。
・Core i7-14700K/F
Pコア8、Eコア12の20コア28スレッドのCPUです。
Core i7-13700K/Fとの違いは、Eコアが4個増えているのが最大の点で、後はターボブーストクロックが5.4GHzから5.6GHzに、Pコアの最大クロックが5.3GHzから5.5GHzに0.2GHz、Eコアの最大クロックが4.2GHzから4.3GHzへ0.1GHz増えています。
・Core i5-14600K/F
Pコア6、Eコア8の12コア20スレッドのCPUです。
Core i5-13600K/Fとの違いは、ターボブーストクロックは5.3GHzから変わらず、Pコアの最大クロックが5.1GHzから5.3GHzに0.2GHz、Eコアの最大クロックが3.9GHzから4.0GHzへ0.1GHz増えたのみです。
対応チップセットも第13世代Coreと変わらないので既存のマザーボードがそのまま使用できます。
性能的にはEコアが増えたi7以外は4%前後、i7は10~20%程度の向上でしょうか。
i7以外は第13世代を購入した方がお手頃かもしれません。