先日買ったゲームキューブのCPUは「Gekko」と言うCPUです。
ちなみにGekkoとはヤモリのことです。
GekkoはIBMのPower PC 750CXeと言うCPUを元にカスタマイズされた32bitのCPUです。
前世代のNintendo 64は名前の通り64bitCPUだったのですが、使いにくかったのか32bitに戻っています。
ちなみにNINTENDO64と比較してCPU速度は10倍、グラフィック処理速度は「Flipper」チップ担当ですが、こちらは100倍速いそうです。
Power PCと言うのはIBMのメインフレーム向けのPowerと言うMPUをベースにPC用にIBM、Motorola、Appleで共同開発されたCPUです。
PCではAppleのPower Macに採用され、ゲーム機ではゲームキューブ後継のWii、WiiU
、Sony PlayStation 3やMicrosoft Xbox 360に採用されています。
ちなみにPlayStation 4とXbox oneは同様にAMDの組込向けのJaguarというCPUを8コアとGPUはGCNアーキテクチャ、PlayStation 5とXbox Series X/SはAMDのZen 2を8コアとGPUにRDNA2アーキテクチャとほぼ同じ仕様を採用しています。設計思想の違いで細かいところはそれぞれ違うのですが面白いですね。