以前紹介したROG Allyの上位版が6月14日に発売されましたが、AOKZOEから対抗製品が発表されました。8月上旬発売だそうです。
搭載CPUはRyzen 7 7840Uということですが、基本的には同じチップです。
違いは以下となっています。
7840U:TDP設定が15W-30W、AIプロセッサXDNA搭載
Z1 Extreme:TDP設定が9W-30W、AIプロセッサ無し
GPUはどちらもRDNA3 12CUのRadeon 780Mで8.6TFLOPSの性能です。
AIプロセッサは何かというと「Windows 11 2022 Update」で追加されたビデオ会議向けの背景ぼかし機能やマイクのノイズキャンセル機能などで使用するプロセッサでIntelでは第10世代Core iプロセッサから搭載されています。
まぁゲームPCにはほぼ必要ない機能ですね。
AOKZOE A1 Proは8インチ1,920x1,200液晶、メモリ16GB+ストレージ1TBで119,800円となっており、7インチ1,920x1,080液晶、メモリ16GB+ストレージ512GBで109,800円のROG Allyとはいい勝負でしょうか。
なんにせよ競争で市場が活性化するのはいいことですね。
尚、旧モデルのRyzen 7 6800Uを搭載したAOKZOE A1は99,800円からに値下げされるようです。
もし買う場合は値下げ価格であることを確認するのをお勧めしますが、正直1万円差であれば6800UのGPUは3.4TFLOPSと7840Uの半分以下の性能なので、AOKZOE A1 Proの方が絶対にお勧めです。