パソコン雑学ひろば

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Raspberry Pi 5でPC-9801エミュレータ導入に挑戦。Copilotが意外と頼りになる件


先日購入したRaspberry Pi 5で、PC-9801エミュレータの導入を試みました。
以前買った同人誌「PC-9801Pi2 ラズベリーパイPC-98化計画」やネットの情報を参考にしながら進めたのですが、OSのバージョンの違いなのか、どうしてもコンパイルエラーで中断してしまい、なかなか苦戦しました。

AIに助けを求めてみた

最初はChatGPT(無料版)にエラーログを見せてみたのですが、ログファイルを一度しか受け付けてくれない仕様で、思うように進められず。

そこで「そういえばCopilotもあったな」と思い出し、Copilotに切り替えてみたところ、これがなかなか良いんです。

Copilotでバグ潰しがスムーズに

エラーログを見せると、かなり的確な修正案を提示してくれて、原因の特定から修正までスムーズに進行
おかげでコンパイルも通り、無事にPC-9801エミュレータが動作しました。

CopilotとMicrosoft 365 Copilotの違い

ちなみに、Copilotは無料でWindowsに付いてきますが、Microsoft 365を契約していると「Microsoft 365 Copilot」という有料版も使えるようになります。アプリも別々に分かれていて、ちょっとややこしい。

私はMicrosoft 365 Personalを契約しているので、違いが気になってCopilot自身に聞いてみたところ、意外と差があることが判明

  • Microsoft 365 CopilotはOfficeソフトとの連携が可能(Word、ExcelOutlookなど)
  • 一方で、プログラムコードの生成には対応していないとのこと

つまり、技術的な作業やコードの修正には通常版のCopilotの方が向いているということになります。

まとめ

Raspberry Piでのエミュレータ導入は一筋縄ではいきませんでしたが、Copilotの助けもあって無事に動作までこぎつけました。
AIツールはそれぞれ得意分野が違うので、用途に応じて使い分けるのがポイントですね。